春の端境期と生育不良

春の端境期(はざかいき)です。 家庭菜園などで野菜の栽培をした経験のない方には分かりにくいと思いますが、 ビニールハウスなどの施設を使わない露地栽培では、”野菜の収穫できない時期”という ものがあります。 スーパーや八百屋さんで一年中野菜が置いてあるのは、日本全国や、場合によっては海外 から輸入して野菜を集めたり、ビニールハウスなどで栽培された野菜をあつめているからです。 当園のある関東地方では、3月終わり頃から5月初ぐらいまでがこの時期にあたります。 もちろん、ビニールトンネルなど防寒資材や栽培する品種を工夫すれば何とか収穫できなくも ないのですが、まだまだ技術が追いつかないのと、この春の天候不順(3月の大雨、その後の高温、乾燥) で春作が大打撃を受けてしまいました。 最近の畑の様子。小松菜、ミズナなどアブラナ科の野菜は抽苔し花が咲いてしまいました。 販売先に充分に野菜が出荷できず、多方面にご迷惑をお掛けしております。 端境期でも少しでも多くの野菜を作り、多少の天候不順には影響されないような栽培技術を得とくしたい と考えています。 夏野菜に向けてなんとかリカバリーしたいと思います。

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桜の開花と農繁期のはじまり

4月が近づき、春の作付も本格化してきました。 大根や葉物(小松菜、ミズナ、シュンギクなど)の播種や、ブロッコリー、キャベツなど の育苗・定植はすでにスタートし、これからはトマトやナス、ピーマンなど夏野菜の育苗が 忙しくなってきます。 畑ではマルチを張ってキャベツ・ブロッコリー・レタスなどの苗の定植や、インゲン、 トウモロコシなどの播種の準備です。 日も伸びてきたので1日の作業時間も長くなってきています。 見沼たんぼには見沼代用水沿いに桜の大回廊があって今週がちょうど見頃です。 この大回廊は、植樹運動によって昨年日本一の長さ(20km)になったそうです。 畑仕事をしながらお花見見物ができる今の季節が、見沼たんぼの1年で一番いい時期です。

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冬の状況と春作スタート

今年はじめての投稿です。 もう2か月も後半になろうとしています。 この冬は、昨年10月の大雨による圃場の灌水や作付の遅れ、 もともと野菜の出来がよくない所に大雪や低温の影響でさらに野菜が傷む、 という大変な状況でした。 しかも年末から作業場を引越すことになり、準備作業にもおわれ、 農閑期にもかかわらずやたら忙しいというバタバタの年初めでした。 畑にも野菜がだいぶ無くなってきましたが、 まだ残っているのは、人参やあやめ雪(かぶ)など。 これはほぼ最後の大根。 2月も後半になって暖かい日が増えてきたので、そろそろ春作のスタートです。 葉物の播種や、キャベツ・ブロッコリーなどの苗作り、それからトマト、ナス、ピーマンなど 夏野菜の苗作りと続きます。各圃場のトラクター耕耘とともに、ジャガイモの植え付けも。 引越作業も片付き、いよいよ本格的な農作業がはじまります。

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